今、私たちを取り囲む社会は、多くの技術が発達し、グローバリゼーション(地球規模化)の思想が広がっています。一方で、私たちは、さまざまな矛盾を抱え、「心」と「体」の問題に直面しながら生きています。
本展では、それぞれの現実に、美術表現を通して立ち向かう、日本の美術家7人―大竹伸朗、折元立身、河井美咲、関根直子、高嶺格、村瀬恭子、山川冬樹の世界を紹介し、それぞれの「信じる(I BELIEVE)」ことを探ります。
村瀬恭子《This side of the green》2005年
個人蔵、広島
河井美咲《Space House》(参考図版)2006-2007年
the Institute of Contemporary Art, Bostonでの展示
photo:Charles Mayer
高嶺格《Muted Space》(参考図版)2000年