今回の展示では、抽象的なペイントを施した板壁、連なったフラフープの彫刻、画廊空間を映し出す鏡に描かれたドローイングという、空間を変容させるダイナミックな印す多レーションを展開します。
齋藤作品では、しばしば「目」や「手」という象徴的なモチーフが現れ、植木、石、鏡、F.R.P.リボン、クレイなどの異なる質感を配置することによって時間の感覚のズレが体現されます。ポップなネオンカラーと相まって、記憶と手触りを行き来する意識を楽しんで下さい。
また、彫刻の構想であるコラージュとドローイングでは人物、身体のパーツ、植物が絡み合い、シュールでユーモラスな独特の作品となっています。
色、素材、手作業に意図されたざらつきが感覚を揺さぶるトリップ空間、どうぞご高覧ください。
〒106-0044 東京都港区東麻布2-6-5 タトルビル1F
TEL:03-6229-3669
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