この度、羽黒洞 木村東介ではベテラン画家永田力さんの個展を開催する運びとなりました。
1950年代から自由美術協会を主な舞台に画家として活躍する一方、吉行淳之介や水上勉など数多くの本の装丁、『オール読物』の表紙絵や『週刊朝日』、『週刊新潮』等の挿絵を手がけ、一世を風靡。
画家は自身の表現のあり様を「日本人の美意識は自然との拘わり合いの中にある。島国、春夏秋冬、高温多湿の地理的条件、そして独自の表現は線描による量感、質感となっている」と常に語る。そんな中、今回は昭和60年に出版された吉村昭著『東京の下町』の中に描かれた挿絵原画を中心に、展示ご紹介致します。
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