イタリア北西部にあるトリノ・エジプト博物館は、大英博物館やルーヴル美術館と比肩する世界屈指のエジプトコレクションを所有しています。19世紀、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、フランスのアレクサンドリア総領事となった外交官でエジプト学者のベルナルド・ドロヴェッティの収集品を中心に創設されました。
<ベス神とヒエログリフの習作> トリノ・エジプト博物館蔵
本展では、同博物館のコレクションを初めて日本で紹介します。大型彫像やミイラ、彩色木棺、パピルス文書、ステラ(石碑)、アクセサリーなど選りすぐりの約120点が一堂に並びます。
1824年に同館に収蔵されてから門外不出だった2メートルを超す彫像「アメン神とツタンカーメン王の像」も出展されることになりました。
現地トリノでは、アカデミー賞受賞美術監督ダンテ・フェレッテイによる、照明と鏡を駆使した彫像ギャラリーの演出が注目を集めています。
東京都美術館でも、現地の方法を取り入れ、2メートル級の大型彫像をドラマチックに演出します。
<プタハ神座像> トリノ・エジプト博物館蔵 西川よしえ撮影
<ハヤブサ、トキ、ジャッカルの小像> トリノ・エジプト博物館蔵 西川よしえ撮影
公式ホームページ:http://www.torino-egypt.com/
お問い合わせ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
TEL:03-3823-6921
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