子どもと一緒にアートに触れたい!でも、美術館に行くのは、ちょっと敷居が高い・・・そう思っている皆さん。今年の夏は「子どもたちに残したい名画 石橋美術館展」がオススメです。教科書や画集で一度は目にしたことのある、名画中の名画が宮崎県立美術館にてご覧になれます。
石橋美術館(福岡県久留米市)は、ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏が収集した美術コレクションを展示する目的で1956(昭和31)年に会館しました。この石橋コレクションは、日本を代表する近代美術の宝庫として全国から注目されています。今回はその二hh期の作品がまとまって懲戒されるこれまでにない展覧会です。黒田清輝、藤島武二、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江など、日本を代表する洋画家の作品群は圧巻です。また、国の重要文化財の指定を受けている青木繁の《海の幸》《わだつみのいろこの宮》、藤島武二の《天平の面影》の3点も特別出品されます。
絵を見るなら、印刷物より原画で見ることに大きな意義があります。絵のタッチ、迫力、繊細さ、奥行きなどは、本物でしか味わうことができません。小さな頃から、本物の絵に出会うことが大切です。本展は、一人でも多くの子ども達に、素晴らしい名画との出会いと、いつまでも心に残る感動を提供したいという願いを込めて企画されたものです。ぜひ親子で楽しんでいただきたい展覧会です。
青木 繁《わだつみのいろこの宮》
1907年 重要文化財
〒880-0031 宮崎市船塚3-210(県総合文化公園内)
TEL:0985-20-3792
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/