2007年、日中貿易額はついに2000億ドル台を突破しました。中国はアメリカを抜いて日本の最大貿易相手国となったのです。一方、芸術は社会の先行指標といわれています。かつてパリを、ニューヨークを目指した世界のアート界が中国へ熱いまなざしを注いでからまだわずかな年月しかたっていません。しかし、いまや中国の現代美術を抜きにして世界の美術を語ることができないほどにその重要性が高まってきました。明日の世界は中国の現代美術から読み取ることが可能になったのです。
本展は経済の低成長、少子高齢化時代を迎えた日本とは逆に13億の人口としたたかな経済成長の可能性を秘める中国の現代美術(絵画、写真)と日本の現代美術(写真)を激突させることにより、その相違と類似点から明日の社会、明日の世界を生きる人びとの道しるべを探ろうとする試みです。
日中両国のビッグ・ピクチャーズ(迫力大画面絵画&写真)約100点によって日中現代美術をダイナミックに展観します。
周鉄海(ジョウ・ティエハイ) 《リラ》 2005年
▼出品作家▼
愛国Aiguo、馬六明 Ma Liuming、周鉄海 Zhou Tiehai、季大純 Ji Dachun、羅暁冬 Luo Xiaodong、 何森 He Sen、張恩利 Zhang Enli、栄栄&映里 Rongrong&Inri、洪浩 Hong Hao、李大純 Ji Dachun、他
鷹野隆大、オノデラユキ、石内都、楢橋朝子、佐野陽一、杉浦邦恵、鈴木涼子、米田知子、市川美幸、畠山直哉、鯉江真紀子
〒320-0043 栃木県宇都宮市桜4-2-7
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