おかざき世界子ども美術博物館では、次代を担う子どもたちに世界の国々の伝統や文化を理解してもらい、さらには国際感覚を身につけてもらうべく様々な企画展を開催しています。
今回取り上げる「長くつ下のピッピ」は、世界各国にて紹介されているスウェーデンの児童文学作家リンドグレーンの代表作品です。リンドグレーンが娘に語って聞かせたお話がもととなっており、スウェーデンの子どもたちの遊びの世界、子どもたちがいきいきと活躍するファンタジーの世界が広がります。
展覧会ではリンドグレーン作品の魅力を今の子どもたちに知ってもらうとともに、国際的な視野から作品を楽しむことができる機会としていきます。
アストリッド・リンドグレーンの童話の世界を、1945年にスウェーデンで出版された代表作「長くつ下のピッピ」を中心に紹介します。
本展覧会では、1945年以来ピッピシリーズの全作品の挿絵を担当してきたイングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵原画を中心に紹介いたします。これらは、日本国内で始めて公開されるもので、明るく楽しいタッチで描かれたピッピはリンドグレーンも大のお気に入りでした。
世界中の子どもたちをとりこにしてきたピッピの世界を思う存分、楽しむことのできる参加体験型の展覧会です。
© Astrid Lindgren & Ingrid Vang Nyman / Saltkråkan AB
〒444-0005 愛知県岡崎市岡町字鳥居戸1-1 岡崎地域文化広場内
TEL:0564-53-3511
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka141.htm