この展覧会は、2007年?2008年の間に、鯉江良二が渡米した折に制作された作品で構成いたします。
百点にも及ばない全制作点数の中から、作者と黒田陶苑とで厳選した30点は、花入・茶碗・皿・鉢などの焼〆作品。その作品は、アメリカの土と薪を使って仕上げられています。
特に注目すべき作品は、「米国手茶碗」(あめりかで・ちゃわん)と名された茶碗で、鯉江良二先生の過去の作品にはない造形が現れ、今後の大きな展開に期待をつなぐ作品になっています。
常に時代をリードしてきた鯉江良二。
今展においても、新しい試みで現代日本の陶芸界に存在感を示すことになります。
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