一貫して「青」をテーマに作品を作り続けているホルモン関根は、『あおひと君』と呼ぶ青いからだをしたヒト型のいきものを描いています。
描かれているのは一つの形ですが、作品の中にはいくつもの物語と人格が感じられます。
顔の無い、人の形をした青い影は、四角い画面の中で喜び、泣き、愛し合い、まさに生き生きと表情豊かに生きています。
素晴らしい絵に出会った喜びを「(作品を見ていると)楽しくなってきて、生きててよかった!と思う」と語る関根のアートを愛するスピリットは、単純な形の中にさえも生きる喜びや生きる力を込めることに成功していると言えるでしょう。
最近ではチェコ、プラハ国立美術館で開催中(2008.6.2-9.14)の現代美術国際トリエンナーレに出品、オープニングセレモニーではパフォーマンスも敢行しました。
10月にはハンガリー・ブダペスト・オペラギャラリーでのCollective Japanese Contemporary Exhibitionに招へい、展示&パフォーマンス上演も控え、ますます青く輝きそうな気配充満!
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<<展覧会紹介>>
今回、初の試みとなる銅版画制作を行いました。
繊細なニードルの線と青色一色で構築された“あおひと君”たちは、タブローで見られる彼らとは少し違った顔をしています。
本展では新作銅版画7点の他に、ドローイングの展示を致します。 また初日のオープニングパーティーでは本物の「あおひと君」が登場するかもしれません?!
新しい表情を手に入れた“あおひと君”とホルモン関根の新しい挑戦をこの機会に是非ご高覧ください。
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