100mを越す絵手紙の連綿でデビューした藤井雷。
横浜美術館、大仏次郎記念館に続いて初個展です。
今回は扇子で、藤井雷が今どこにいるのか「風のたより」をお送りいたしましょう。
茶席扇子をはじめとして様々な扇子が25本。
床の間は墨絵「華僑の家」。エスニックな表具のタペストリー風です。
作品もさることながら、藤井雷のキャラクターは愉快です。
太鼓(東西を問わず)が大好きで、いろいろ上手に叩きます。
また、踊り(東西を問わず)も大好きで、大きな身体でノビノビ楽しく踊ります。
トコトコ、アジアのどこかへ出かけていって、太鼓叩いてスッカリなじんで、楽しく過ごしています、
と絵手紙を送ってくる、そんな自在な生き方が出来てしまう藤井雷。
彼の作品にはそのエキスがいっぱいです。
アートギャラリー閑々居
東京都港区新橋1-8-4 丸忠ビル5F
03-5568-7737