龍疲虎困云々
宮島詠士
1867年現在の山形県米沢市に生れる。
11歳の時勝海舟の門に入る。
21歳で榎本武揚、副島種臣らの見送りのもと中国に渡り、大儒、大書家である張廉卿に入門。
経義、文学、書法について研究する。
帰国後、東京帝国大学文学部講師をし、自宅にて詠帰舎を設け中国語を教授する。(現在は善隣書院と改称し、東京代々木で中国語学校や詠士書法の追求を行っている。)
ベルサイユ講和会議の日本全権牧野伸顕に人類平等の提案を進言し、自らも平等や、弱小民族の意識を高めるため強烈な主張と思想を書に表現した。
『北京官話急就篇』総訳を刊行。
1943年没。77歳
羽黒洞木村東介
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