福島唯史展
2007年9月26日(水) - 10月4日(木) 10:00 - 19:00(土 - 17:30、最終日 - 16:00) 日祝休廊
日動画廊本店
福島唯史は1967年、東京生まれ。日本大学芸術学部在学中の1988年に財団法人日本交通文化協会第9期瀧冨士美術賞、第1回上野の森美術館日本の自然を描く展佳作賞を受賞しています。
卒業後、翌1990年にフランスとイタリアに渡り個展を開催。1994年に、第29回昭和会展日動美術財団賞を受賞しています。
大学在学中から風景画に挑戦。しばしばフランス・イタリアに渡り、パリの河岸やベネチアの運河など水と建物のある風景を独自の感性で捉えて表現しています。
一貫して描いている主題との取り組みについて福島は「常に油絵具のつきと絵肌の美しさを大切に思いながら、特に色面、空間感、コンポジションを意識しています」と語っています。
その作品には、至上の時間や空気の流れ・佇まいといったものが描きこまれているかのようです。
「セーヌとノートル・ダム」 40P(72.7×100cm)
「色面、コンポジションなどへの意識が以前より強くなっている」と自身の作品に対する取り組みの変化を語る福島。今展では、ヨーロッパ風景を中心に、人物、静物を発表。
大胆な筆触と色彩で描かれた孤高の心象、その作品世界をどうぞお楽しみください。
日動画廊本店
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