ミヤ・安藤・スタノフは金属のミニマルアート芸術家です。鋼鉄や絵の具を用いて静寂に満ち、瞑想的な世界を創り出しています。
2次元の世界を表現するために金属パネルを用い、究極の純粋さ、シンプルさ、精錬さを追求しています。
727.6.24, 727.6.25, 727.6.26, 727.6.27 (quadriptych), 2006, 305 x 1219 mm, steel & pigment
ミヤは、本来鋼鉄の持つ自然美と優雅さを、銀のもたらすわずかな陰影と鋼鉄のキャンバスのもたらす濃淡を用いて表現しています。
彼女は、作品に伝統的な金属の仕上げ方法である研磨、研削、緑青付け、そして熱処理を施しています。
また、溶剤、酸、金属絵の具を用いて、さまざまな質感と表情を持つ作品を創り出しています。
彼女は作品を通して、孤独、無、静寂、そして自然の持つ儚さを追求しています。
日本とロシアの血を引くミヤは、カリフォルニア大学バークレー校を卒業し、イェール大学では東南アジア仏教図像学を専攻、日本にある親族の仏教寺院と北カリフォルニアという二つの場所で生活をしてきました。
また、備前の刀鍛冶、安藤(よしろう)正勝の子孫でもあります。ミヤの作品は国内外を含め、精力的に発表の場を増やしています。現在はカリフォルニア州・サンフランシスコに在住しています。
ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート
http://www.g-sho.com
東京都中央区日本橋3-2-9 三晶ビルB1F
TEL:03-3275-1008