この度、KOKI ARTSではピーター・シアの日本初個展「Empty Boat」を開催致します。本展では、新作ペインティングを10点展示致します。

独学で絵画を学んだシアは、色、構図、動きを実験しながら、観る人が感情的に繋がるイメージを作り出しています。制作を日常ルーティンの一部として捉えているシアは、「私の生活は、スタジオにいない時の方が強烈だ。作品を記録装置として見ているから、それに影響が出ないわけではない。しかし作品自体で何かを表現するつもりではなく、繋がることの方を大事にしている」と述べています。

ピーター・シア（1980年生まれ）は、現在インディアナ州で制作を行なっている。近年の主な展示では、ヘロン美術大学、インディアナ大学 (インディアナポリス、2019年)、Fortnight Institute (ニューヨーク、2017年)、devening projects + editions (シカゴ、2017年)、A\M Project Space (インディアナポリス、2017年)、ATM Gallery (オースティン、2016年)での個展、マシュー・ウォンと共にThe Occasional Gallery (ワシントン州、2016年)、Katelyn Eichwaldと共にAlter Space (サンフランシスコ、2016年)での二人展、La MaMa Galleria (ニューヨーク、2021年)、303 Gallery (ニューヨーク、2020年)、C.G. Boerner (ニューヨーク、2020年)、P420 (ボローニャ、2019年)、Gavlak Gallery (フロリダ州、2018年)、Fortnight Institute (ニューヨーク、2017年)でのグループ展など。またニューヨーク・タイムズ、ニューヨーク・マガジン、オブザーバー、Mousse Magazine、Art Viewer、Hyperallergicなど数多くのメディアで取り上げられています。