EXHIBITION | TOKYO
春木麻衣子(Maiko Haruki)
「みることについての展開図」
<会期> 2014年10月10日(金)- 11月8日(土)
<会場> TARO NASU
<営業時間> 11:00-19:00 日月祝休
10 – 11月のTARO NASUは、春木麻衣子の個展「みることについての展開図」を開催いたします。
剥製を被写体とした新作「みることについての展開図」シリーズは、タイトルの通り「みる」という行為そのものへの考察から生まれました。その意味では2011年に発表した”view for a moment”の流れをくむ作品シリーズといえるものです。春木麻衣子は写真という媒体を通じて、かつてポール・セザンヌが取り組みパブロ・ピカソがキュビズムへとその流れをくんだ、対象を分解し複数の視線を同一平面上で再構成するという試みを実践しました。意図的にひとつの被写体を様々な角度から撮影し、さらにそのフィルムを本来のコマ割にとらわれずに現像することで、どこにも存在しない空間を写真上で構成します。
本展では同じく剥製を被写体とした「trekking」シリーズの未公開作品1点も出展いたします。
TARO NASU(タロウナス)
https://www.taronasugallery.com/
東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル4F
tel:03-5786-6900