EXHIBITION | TOKYO
ブライアン・レオ(Brian Leo), アルフレッド・マルティネス(Arfredo Martinez)
「Every Story Tells a Picture」
<会期> 2019年1月25日(金)- 2月9日(土)
<会場> MEGUMI OGITA GALLERY
<営業時間> 11:00-19:00 日月祝休
この度メグミオギタギャラリーでは、NYを拠点に作家として活動するブライアン・レオと、アルフレッド・マルティネスの二人展「normal activity」を開催致します。
ブライアン・レオは1976年ニュージャージー州に生まれ、現在NYに在住しながら数多くの個展やグループショウ、アートフェアに参加し、世界中に独自のアートワークを発信しています。
レオはグローバルカルチャー、現代政治、アメリカのアイデンティティなど、現代の社会問題への風刺をビビットな色彩を用いてポップに描き出します。時に「問題作」ともとれる彼の作品のメッセージ性の強さは、The New York Times、The Korea Timesなど多くのメディアから注目を集め、物議を醸してきました。
ポップカルチャーから強い影響を受けたレオは、社会を内側から見つめ、「ペインティングが伝えることのできる領域」を広げることに挑み続けています。
アルフレッド・マルティネスは2000年代初頭の5年に渡り、無数のバスキア作品、真筆の証明書を偽造したことで一躍有名になりました。彼は革紐で弟をロケットエンジンにくくりつけたり、ニューヨークのアートフェアで彼の画商を自作の銃で撃つなど、その行動の多くにはドラマやスキャンダル、狂気が内包されています。
マルティネスは「おれは銃を扱ったり分解したり、実際にどう発砲されるか見たりするのが好きなんだ。」と語り、自身の絵のモチーフとしています。彼は盗作罪での服役中、インクや紙の使用が制限されていたため、書籍や新聞紙で紙を作り、ペンやコーヒーの出し殻を使って銃を描きました。彼にとって服役期間は自らの作品を新たな段階へと引き上げ、現在の作風に大きな影響を与えました。
彼の作品と思考過程は絶え間なく続く戦争や暴動、銃乱射事件の時代の中で生きる私達に関係があるように思われます。
今展では、8×10インチ(20.3×25.4cm)サイズのブライアンの鮮やかなピンク色を背景にしたポップな作品と、アルフレッドのカラフルな銃シリーズの作品を一直線に壁に展示します。
それぞれの方法で社会や美術界へ問題提起を促す作家達、ブライアン・レオ、アルフレッド・マルティネスの二人展「normal activity」に是非ご期待ください。
MEGUMI OGITA GALLERY(メグミオギタギャラリー)
http://www.megumiogita.com
東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1
tel:03-3248-3405