EXHIBITION | TOKYO
トム・サックス(Tom Sachs)
「Smutshow」
<会期> 2019年4月20日(土)- 5月25日(土)
<会場> TOMIO KOYAMA GALLERY
<営業時間> 11:00-19:00 日月祝休
*4月30日[火]- 5月2日[木]営業 / 5月25日[土]は22時まで営業
この度小山登美夫ギャラリーでは、トム・サックス「Smutshow」を開催致します。本展は、東京オペラシティアートギャラリー(新宿・初台)にて、2019年4月20日[土]から6月23日[日]にて開催されます「トム・サックス ティーセレモニー」との連動企画展となります。また同様、関連の展示としてKOMAGOME 1-14 cas(東京、駒込)でのトム・サックス「Indoctrination Center」(2019年4月20日–5月14日)、ビームス 原宿でのトム・サックス ポップアップストア(2019年4月19日–5月6日)と合わせ、都内4ヶ所をクロスオーバーする、トム・サックス日本初の大規模な展覧会となります。
【小山登美夫ギャラリーでのトム・サックス「Smutshow」、及び同時開催その他の展示について】
本展、小山登美夫ギャラリーでのトム・サックス「Smutshow」は、上記東京オペラシティアートギャラリーでの「トム・サックス:ティーセレモニー」の一室となる「ヒストリカルガーデン」へと繋がり、相互に補完し合う展示となっています。
日本古来の伝統文化のひとつである「香道」を独自に解釈し、自身の作品に昇華した「Kodo」(2017年)や、「不完全な美(perfectly imperfect chawan)」と称する「NASA」のロゴが入った手製の茶碗「Fredo」(2018年)、日本の総合電動工具会社マキタのバッテリーを使用した「Cha-ire」(2018年)など、「トム・サックスの茶の湯」を体現する茶道具やしつらえの品々が展示されます。この展示のための棚もすべてサックス自身によってデザインされ、新作と日本未発表作のみ、28点を展示予定です。
また、同時開催のKOMAGOME 1-14 casでのトム・サックス「Indoctrination Center」(2019年4月20日–5月14日)では、「TEN BULLETS」(2010年)、「COLOR」(2011年)、「HOW TO SWEEP」(2012年)、「SPACE CAMP」(2012年)、「LOVE LETTER TO PLYWOOD」(2012年)の、トム・サックススタジオの「手引書」となっている5つの映像作品の上映、「Journey Man」と呼ばれるサックススタジオの美学の詰まった展覧会用工具棚(実際に今回東京オペラシティアートギャラリーでの展示設営に使用されます)の展示が予定されています。
www.tokyo-studio.co.jp/cas
ビームス 原宿での「Tom Sachs Pop-Up Store」(2019年4月19日–5月6日)では、トム・サックスウェブストアで発売開始後数時間で売り切れとなった「NASA Chair」の限定販売をはじめ、サックスの様々なアートグッズを販売。また東京オペラシティアートギャラリーでの展覧会に合わせてサックスとビームスの新規コラボ商品も展開予定です。
www.beams.co.jp
https://www.beams.co.jp/news/1443/
茶の湯の精神や価値観を、21世紀の宇宙旅行時代に必須な人間の精神活動として捉え直した「トム・サックス ティーセレモニー」は、そのユニークな発想や視点を通じて、グローバル化時代における日本の伝統文化の意義や、その新たな展開の可能性を探る、貴重な機会と捉えることができます。また、小山登美夫ギャラリーでの「Smutshow」をはじめ、都内で開催されるこれらの展示を通じて、サックスのジャンルを問わない幅広い好奇心が体感できます。
サックスのその活動はアートを主軸にしながらもファッション、デザイン、スポーツ、ひいては国家とそのボーダーについてなど、およそジャンルという言葉を大きく超えて、この時代を生きる私たちがどのようにこの世界を生きていくかについての新たな視点と考え方を提案してくれるでしょう。
TOMIO KOYAMA GALLERY(小山登美夫ギャラリー)
http://tomiokoyamagallery.com/
東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
tel:03-6434-7225