EXHIBITION | TOKYO
ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham), 空山基(Hajime Sorayama)
<会期> 2019年11月22日(金)- 2020年1月19日(日)
<会場> NANZUKA 2G
<営業時間> 原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)
この度、NANZUKAは、新たなギャラリースペース、NANZUKA 2Gを新生渋谷Parcoにてオープンさせる事となりました。本スペースは、メディコム・トイと小木”POGGY”基史氏と共同で企画運営を行うスタジオ「2G(ツージー)」の一画として設置され、トイとファッションと連動する事で常に新たなコラボレーションを展開する唯一無二のアートスペースとなります。
オープニングの特別企画展は、空山基とダニエル・アーシャムのコラボレーション展を開催致します。
空山基は、驚異的な写実力を武器に、人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティストです。その名を世に知らしめた作品「セクシーロボット」シリーズ(1978年-)では、女性の人体美をロボットに取り込んだ表現で、その後のロボットのイメージ形成に大きな影響を与えました。1999年には、ソニーが開発したエンターテイメントロボット「AIBO」のコンセプトデザイン、2001年には、世界的ロックバンド、エアロスミスの「Just Push Play」(2001)のアルバムカバー、そして昨年はキム・ジョーンズと手がけたDIOR HOMMEとのコラボレーションも大きな話題となりました。近年、空山の作品は、「Unorthodox」(The Jewish Museum, New York, 2015)、「Desire」(by Larry Gagosian and Jeffrey Deitch, Moore building Miami, 2016)、「The Universe and Art」(Mori Museum, Tokyo, 2016、Art Science Museum, Singapore, 2017)、「Cool Japan」(TROPEN MUSEUM, Amsterdam, 2018)といった展覧会で広く世界中の美術館でも発表されています。
ダニエル・アーシャムは、1980年アメリカのオハイオ州で生まれ、現在はNYで活動をしているアーティストです。その作品は、「Fictional Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいた立体作品、ペインティング、インスタレーション、そしてパフォーマンスなどと多岐にわたります。その作品は、既にPS1 (ニューヨーク) The Museum of Contemporary Art in Miami(マイアミ)、The Athens Bienniale (アテネ)、 The New Museum(ニューヨーク)、 Musée Guimet,(パリ)、HOW Museum(上海)、MOCO Museum(アムステルダム)、など世界中の数多くの美術館、国際展等で発表されています。また、空山に続くDIOR HOMMEコレクションを、今年の6月に発表したばかりです。
本展は、空山とアーシャムの初となるコラボレーション展となります。イマジネーションの力によって時間、場所、そして生命の形すら超えて行こうとする2人のアーティストの創造性が、必然的な融合を果たしました。本展では、すべての新作の、空山によるペインティング作品1点、2人のコラボレーションによる彫刻作品が2点、発表されます。
また、2人の作品を引用したToy関連商品がメディコムトイから、アパレル関連商品がPoggy氏のブランドから同時にリリースされます。グランドオープンに先立ち11月19日には、アーシャムと空山の2人を囲んで、盛大にオープニングを行います。
NANZUKA 2G(ナンズカ2ジー)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
tel:03-5422-3877