EXHIBITION | TOKYO
福本健一郎(Kenichiro Fukumto)
「Fragments of the earth」
<会期> 2023年12月1日(金)- 2024年1月7日(日)
<会場> NANZUKA 2G
<営業時間> 原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)
この度NANZUKAは、NANZUKA 2G(渋谷区宇田川町 15-1 渋谷 PARCO 2 階)において、福本 健一郎の 新作個展「Fragments of the earth」を開催致します。また、本展のキュレーションはAKIINOUEが担当いた します。
福本健一郎は1986年、広島県に生まれ、2014年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。現 在も東京を拠点に活動しています。主な展覧会に、「あめつちのかけらとうつわ」(国立新美術館、SFT ギャラリー、東京、2020)、「やんばるアートフェスティバル」(沖縄、2019)、「3331Art Fair」(Blum&Poe、東 京、2019)、「風景詩 Scenary Poem by 福本健一郎| Stephen Wong」(就在芸術空間 Project Fulfill Artspace、台北、2017)、「After images…」(iPreciation、シンガポール、2017)などがあります。
福本は、古今東西の博物図鑑、様々な民族のタペストリー、土や海の微生物、身の回りの植物などの形 や色から着想を得て、太古から続く人類の創作物と自然との関係に想いを馳せながら創作しています。 近年は古紙や和紙、古本などを用いて描く絵画作品や、流木や古材と、自ら土を練って焼いた陶器を組 み合わせた立体作品など、異なる素材や質感を組み合わせながら作品を制作しています。自然物と人工 物が作品の中で混ざり合い、抽象と具象の間を行き交う作品群のその様はまるで、人間と自然との対話 のようです。
「雨、土、葉っぱなどの身近な自然から、海や大地、森、そして地球を感じることがある。壺、布、人形、道 具など人が作った古いものからは永遠の時間を感じる。そうした生命や宇宙の起源、その営みを想起さ せられるようなものに触れると、自分はそのかけらだと思う。そこでは、土、石、木、水、紙、絵の具も同じ かけらだ。柔らかい有機的な世界の一部として漂い、戯れながら、この世界の始まりや成長過程の光や 動きをたどるようにかたちを探す。自分がこの世界にいることを確認するように。」(福本健一郎)
本展「Fragments of the earth」は、新作の立体作品、ペインティングやドローイングなど、複数の表現方法 を用いて構成されます。 また、アーティストを囲んで、12月1日(金) 18:00 – 20:00 にオープニング・レセプションをNANZUKA 2Gにて 開催致します。
皆様にお楽しみいただけると幸いです。
NANZUKA 2G(ナンズカ2ジー)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
tel:03-5422-3877