EXHIBITION | TOKYO
花沢忍(Shinobu Hanazawa)
「あふれる」
<会期> 2021年8月21日(土)- 9月5日(日)
<会場> Bambinart Gallery
<営業時間> 12:00-19:00 月火休
このたびBambinart Galleryでは、花沢忍 個展「あふれる」を開催いたします。花沢忍は、1989年神奈川県生まれ、多摩美術大学 絵画学科に在籍したのち、現在は神奈川を拠点に制作活動を続けています。
主な個展に「ディティデペンデ」(2020)、「うつくしい距離」(2019)「まわる世界」(2018)、「うつつ」(2015、いずれもBambinart Gallery)、「TWS-Emerging 2016」(2016年、トーキョーワンダーサイト渋谷)などのほか、「トーキョーワンダーウォール」(2015)、「第19回岡本太郎現代芸術賞展」(2016)、「TAMA VIVANT Ⅱ 2016」(2016)などに出品しており、「シェル美術賞展 2017」では、能勢陽子審査員賞を受賞しました。2019年には中之条ビエンナーレに参加、No border(阿部真理亜 + 花沢忍)として、パフォーマンスと絵画を発表するなど幅広く活動しています。弊ギャラリーでは、昨年の個展に引き続きおよそ1年ぶりの新作個展です。
「相変わらず私は絵を描いています。
一瞬一瞬とまらない時間の中の、おそらく二度と会えないあふれる色線形、感情、愛おしさを逃さまい、と見続けています。 それが生き続けていくことのような気がしています。
どこかに行かないと絵が描けないなんてことはなく、毎日目の前にあらわれては消えていく美しさを見ていたら、描いても描いても足りないです。
とかいって、決して死ぬほど描いてるわけじゃないけど、やっぱりまだ、絵を描くのが楽しいです。」(花沢忍)
本展では、変わらず描き続ける花沢の原点となる2011年、2012年制作の未発表作品と、新作をあわせて紹介します。花沢にとって、世界は生命感に満ち溢れています。花沢が万象と呼応し、共振し、感興の赴くままに描く絵画は、喜びも悲しみも死すらも躍動する命の営みの一つへと昇華しようとするかのようです。 どうぞご高覧ください。
Bambinart Gallery (バンビナートギャラリー)
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