EXHIBITION | TOKYO
ピーター・マクドナルド(Peter McDonald)
「散歩」
<会期> 2021年6月8日(火)- 7月16日(金)
<会場> GALLERY SIDE 2
<営業時間> 13:00-18:00 日月祝休
ピーター・マクドナルドの個展「Sampo / 散歩」 を開催します。表参道void+と西麻布SIDE 2の2画廊を結ぶエリアにありますカフェbuik, ワインレストランplate tokyo, ミニャルディーズUn Grain, 書店ユトレヒトで作品展示をご協力いただきました。散歩しながら、街を新たに発見して展示も楽しんでいただければ!
東京に滞在し今回のために描きおろした新 作をはじめ、これまで描きためてきた未発表作品やバルセロナの工房で制作した新作版画作品を発表するほか、国内では初となる映像作品も発表いたします。
「ピーター・マクドナルドは、日常における様々な場面で遭遇する示唆的な出来事を、明るく軽やかな色彩とユーモアあふれる構成によって描くロンドン在住のペインターです。海辺で日光浴をしたり、カフェでお茶を飲んだり、美術館やギャラリーで作品鑑賞をしたり、音楽を聴きながら身体を動かしたり、バスケットボールやサーフィンに挑戦したり、ときには宇宙旅行に出かけたり、一人になって瞑想をしたりと、マクドナルドの描くペインティングのなかには思い思いの時間を過ごす多様な人物たちが登場します。彼らは、それが現実の世界であれ空想の世界であれ、私たちが生活するこの世界の延長線上に暮らす住人たちで、彼らの営みやコミュニケーションには、日頃、私たちが見落としてしまいがちな多くのヒントや気づきに溢れています。作家自身が日々の生活のなかで体験した出来事はもちろんのこと、雑誌の表紙やレコードジャケット、美術史やSF的な空想や瞑想体験などからもリファレンスされるペインティングは、それぞれが独立した作品でありながら、今回展示が行われる6 つの会場をめぐるなかで出会う街の人々や景色、そして私たちの想像力やひらめきによって、ひとつのオデッセイのように紡がれていきます。ピーター・マクドナルドの描き出す世界は、多様な人々の営みを知り、その価値観や可能性を見つめることで、私たちの進むべき未来のヒントを示してくれる現代の「神話」や「寓話」のようなものなのかもしれません。」
-企画協力:兼平彦太郎
GALLERY SIDE 2 (ギャラリーサイドツー)
https://www.galleryside2.net/
東京都港区西麻布1-8-12 Barbizon 61
tel:03-6447-1422