EXHIBITION | TOKYO
若林奮(Isamu Wakabayashi)
<会期> 2024年10月5日(土)- 11月9日(土)
<会場> KENJI TAKI GALLERY
<営業時間> 12:00-18:00 日月祝休
ケンジタキギャラリー六本木では、10月5日より若林奮個展を開催いたします。
鉄、銅、硫黄、木による彫刻や、日々のドローイングにより、自身をとりまく大きな自然、世界を観察、思考し続けた若林奮。自身と世界/自然との間の距離を実感として測る手段として「振動尺」という概念を捉え、彫刻やドローイングにその概念を表現。また、犬を自然と自身(人間)の間の存在と捉え、繰り返し作品に登場させました。
今展では、金属の缶を用いた立体作品《エクストラ100線》(1992年)、アンチョビ缶シリーズ(1992年)ほか、ドローイング《Oscillation A》(振動A、1994)など、1990年台の作品を中心に未発表作品を含めて展示いたします。
「彫刻は対照かした人間などは表現しない。むしろそれを行う人間の思考なり行動を表明するものと考えるなら、これは人間全体のことではなく、私個人のことになります。ここからあたりから出てくる問題によって気づいたことが、《振動尺》の発想のひとつになったのです」
(若林奮インタビュー:2002年豊田市美術館発行図録 pp.102-103)
KENJI TAKI GALLERY ROPPONGI(ケンジタキギャラリー六本木)
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