EXHIBITION | TOKYO
羽永光利(Mitsutoshi Hanaga)
「羽永光利による前衛芸術の”現場” 1964-1973」
<会期> 2015年7月18日(土)- 8月22日(土)
<会場> Aoyama Meguro
<営業時間> 12:00-19:00 日祝休 *夏季休廊:8月9日 – 8月16日
1960-70年の前衛芸術家たちと社会背景を絡めて展示作品について語る。
ゲストに、映画監督大森立嗣氏(父・麿赤兒)、東京ステーションギャラリー学芸員成相肇氏、羽永光利の長男太郎氏による、内と外から見た前衛術家の活動とその現場写真について三者にてクロストークを行う。
この度、昨年のアートフェア東京にてご紹介しました、近年ハイレッドセンター(高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之)や工藤哲巳、篠原有司男、麿赤兒(大駱駝艦)等の記録で注目の高まっている羽永光利(1933-1999)の特に前衛芸術の屋外でのパフォーマンスを中心とした記録写真を本格的に発表致します。
以下は羽永光利のサイトからご紹介します。
1950年代後半から80年代にかけての日本は戦後の混乱期を抜け出し、高度経済成長へと突き進んだ時代でした。
あらゆる分野で西洋の価値観が怒涛のように押し寄せ、若者は困惑しながらも自らの存在意義を狂おしいほどに模索したのです。
そんな時代の一断面をレンズを通して見守り続け、記録した目撃者が羽永光利です。
遺された3万コマを超す写真は美術、アンダーグラウンド劇場、イベント、公害問題、学生運動、舞踏、コミューン活動に及びます。
その生涯を通じ現場に向かい、創作家達に寄り添い目撃し続けた羽永光利による多くの伝統的な記録は、現在では貴重な作品であり、美術館にも多く展示され始めています。
本展では多くの未発表作を含め約200点以上を展示する予定で、前回に続きその内容を調査する状況としても設定します。
Aoyama Meguro(青山目黒)
http://aoyamameguro.com/
東京都目黒区上目黒2-30-6 保井ビル1F
tel:03-3711-4099