EXHIBITION | TOKYO
廣瀬智央(Satoshi Hirose)
「月の裏側」
<会期> 2023年11月18日(土)- 12月9日(土)
<会場> TOMIO KOYAMA GALLERY Tennoz
<営業時間> 11:00-18:00 日月祝休
展覧会について
「月の裏側」L’AUTRE FACE DE LA LUNE : 不可視な、不思議な世界について
小山登美夫ギャラリー天王洲の展示では、「ビーンズ・コスモス」
2000年にはじめて作品化された「ビーンズ・コスモス」は、
今回の展示でもこの小さな豆を出発点として、不可視な、
1959年、旧ソ連の月探査機「ルナ3号」
見えている世界の向こう側に在る不可視な世界ほど不思議なことは
関連企画として、
ー廣瀬智央ー
展示作品について
2023年日本での秋に開催される展覧会では、小山登美夫ギャラリー天王洲、長野県立美術館、森岡書店、紀南アートウィーク(アートプロジェクト、コモンズ農園)と4つのプログラムがそれぞれ関わりながら展示されます。小山登美夫ギャラリー天王洲の展示では、7点の作品で構成される予定です。
➀ 無題(世界の起源)、2023 / Untitled (Fonte del mondo), 2023
今回の展覧会のメイン作品になる〈ビーンズ·コスモス〉シリーズの新作です。直径1mあまりの楕円のカラーラの大理石の円盤に様々な大きさが異なるアクリルの球体 <ビーンズ·コスモス> が会場中央あたりに配置され、泉から水が湧いてくるごとくイデアが湧き上がってくるようなイメージの作品です。
➁ ビーンズコスモス(タマ), 2023/ Beans Cosmos (Tama), 2023
入り口右壁面に設置されている彫刻は、直径10cmの 〈ビーンズ·コスモス (Tama)〉で、月に見立てられたローズクオーツが封印された最新作です。
➂ 無題 (月の裏側), 2023 / Untitled (L’Autre Face de La Luna), 2023
ギャラリー入り口から左側壁面上部には、無垢の銅の丸棒で作られた直径19.5 cmの幾何学の正円の彫刻作品が、壁面上部に設置されています。
➃ 無題(ブルームーン), 2023 / Untitled (Blue moon), 2023
ギャラリー入り口左側には、2023年8月31日に作家が撮影した月の写真を加工した作品で、➂ 無題 (月の裏側), 2023との組作品になります。
➄ 無題(ボヤージュ/ 翠点)、 2021/ Untitled (Voyage/ Point of intersection), 2021
ギャラリー入り口正面には、3点の木の組み合わせでできた土台にエナメル線、ステンレス線、アルミ線、豆、ビーズから作られた未発表の彫刻作品5点が壁に配置されています。
⑥ 無題 (ポートレート)、 2023 / Untitled (Portrait), 2023
ギャラリー入り口から右側壁面には、天然オーガニック素材、籐、蜜蝋、豆でできた19個の〈ビーンズ·コスモス(蜜蝋)〉 が構成された、作品です。床には蜜蝋と豆でできた手の裏側を形どった塊が置かれています。
TOMIO KOYAMA GALLERY Tennoz(小山登美夫ギャラリー天王洲)
http://tomiokoyamagallery.com/
東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex Ⅰ 4F
tel:03-6459-4030