EXHIBITION | TOKYO
山口はるみ × ヨシロットン(Harumi Yamaguchi × YOSHIROTTEN)
「HARUMI’S WINTER」
<会期> 2020年1月25日(土)- 3月1日(日)
<会場> NANZUKA 2G
<営業時間> 原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)
この度、NANZUKAは、渋谷PARCOに昨年開設したNANZUKA 2Gにて、山口はるみとYOSHIROTTENによるコラボレーション展「HARUMI’S WINTER」を開催致します。
本展は、山口はるみが1970年初め頃から80年代半ばにかけてPARCOの広告などのために描き下ろしたエアブラシによるイラストレーション作品にフォーカスを当て、気鋭の若手アーティストYOSHIROTTENが、グラフィックからインスタレーションまでの全アートディレクションを施したコラボレーション展になります。
山口は島根県松江市生まれ、東京芸術大学油画科卒業。西武百貨店宣伝部に就職後フリーランスとなり、1969年PARCOのオープンと同時にその広告制作にイラストレーターとして参加。彼女が描いた女性たち = Harumi Galsは、PARCOが打ち出した現代を強く生きる女性像という戦略と絡み合いながら、20世紀後半の日本社会の在り方に大きな影響を与えました。強く、明るく、しなやかなHarumi Galsたちのエネルギーは、広告という役割を終えた今日でもなお、色褪せることなく、人々を魅了し続けています。
YOSHIROTTENは、グラフィックワークから映像作品、オプティカルなインスタレーションまで幅広くこなし、昨年は「ラジオエルメス」のアーティスティック・ディレクションなどでも話題となった若手アーティストです。幼少の頃より山口の作品をリスペクトしてきたというYOSHIROTTENは、Harumi Galsの最年少の演出家として山口の指名を受け、2018年の夏にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「[HARUMI’S SUMMER」にて見事な共演を果たしました。本展、「HARUMI’S WINTER」は、その続編として、両アーティストの念願のプロジェクトとなります。
本展覧会は、PARCOの創業者の一人である増田通二氏の名前に縁を持つ2Gにおいて、増田氏の薫陶を受けて旧PARCOを象徴するアーティストとなった山口はるみを、YOSHIROTTENによる解釈を通して、新生渋谷PARCOにて新たに再発見する試みでもあります。
1月24日(金)19:00-21:00には、アーティストを囲んでのレセプションパーティーを開催いたします。 本展を皆様にご高覧頂ければ幸いです。
NANZUKA 2G(ナンズカ2ジー)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
tel:03-5422-3877