荒川修作は突然2010年5月19日に旅立ちました。その死は余りに衝撃的で重過ぎるものですが、荒川には単なる追悼や回顧はふさわしくありません。
「死なないために」と問い続けたアラカワ+ギンズは、今も世界の多くの人々に影響を与え続けています。
アートアンリミテッドでは、(株)ABRF 荒川+ギンズ 東京事務所と協力し、このほど修復完成した最初期の「砂の器」(1960年ネオダダ第2回展に出品)の修復報告と、アラカワ+ギンズの傑作と言われる「養老天命反転地」(岐阜)のための素描20点を展覧します。
アラカワの構想のための自筆メモがちりばめられた素描は、作家の創造の過程を窺い知る貴重な作品となっています。
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