ドゥシャン・カーライ(Dušan Kállay 1948-)は、東欧を代表する絵本作家として世界各国で絵本を出版し、日本でも多くのファンを惹きつけています。近年は夫人のカミラ・シュタンツロヴァーとともに、4年間かけてアンデルセンの全ての物語に挿絵をつけるという大きな仕事に取り組みました。本展では、代表作『不思議の国のアリス』や『アンデルセン全集』を含む絵本原画、油彩画、版画、アニメーション原画など約250点で、カーライ芸術の全貌を一堂に展示し、その魅力に迫ります。さらに、カーライはスロヴァキアの首都ブラチスラヴァの美術アカデミー教授として、多くの作家を育ててきました。カーライとブラチスラヴァの絵本文化に育まれた作家9人による挿絵原画も合わせてご紹介いたします。
ドゥシャン・カーライ《イカロスI》1982年 ©Dušan Kállay
ドゥシャン・カーライ『魔法のなべと魔法のたま』挿絵原画、1991年 ©Dušan Kállay
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